About
英語太郎について
英語太郎は、英語を耳で覚えたい人のために作っているサイトです。単語や文法を否定したいわけではありません。むしろ、文字で覚えることはとても大事です。ただ、自分自身が英語を覚える中で、文字だけ、あるいは不自然な音だけに頼ると、あとからかなり聞き直しが必要になると痛感しました。
きっかけは、機械音声で覚えた発音への違和感でした
英語を始めたころ、私はネット上にある音声動画をよく聞いていました。一昔前の動画には、今よりも発音の自然さが弱い機械音声がたくさんありました。単語を覚えるには便利で、何度も再生して、移動中にも聞いて、かなり真面目に使っていました。
ところが、あとから実際の英語ネイティブの会話や自然な音声を聞くと、同じ単語のはずなのに、自分の耳がうまく反応しないことがありました。音の高さ、リズム、語尾の処理、息の混ざり方が違う。自分では覚えていたつもりでも、自然な発音の中に入ると急に見失ってしまう。その経験が、英語太郎を作る一番大きな理由になりました。
努力した時間が全部無駄だったとは思っていません。ただ、最初からもっと自然な音に触れていたら、あとで遠回りしなくて済んだかもしれない。そう思ったことが何度もあります。だからこのサイトでは、英語を「読む」だけでなく、「聞いて覚える」「声に出す」「場面で思い出す」ことを大事にしています。
このサイトで大切にしていること
英語太郎では、ただ単語を大量に並べるのではなく、実際に耳に入ってきそうな言葉、旅行や会話で使いそうな短い表現、ドラマや日常の中で気持ちが乗りやすいフレーズを選んでいます。正確さだけでなく、聞いたときに「あ、これ知ってる」と反応できることを大切にしています。
英語は、同じ日本語訳でも響きが違うことがあります。「大丈夫?」ひとつでも、心配しているのか、軽く確認しているのか、少し怒っているのかで音が変わります。そういう細かいところに触れると、英語は急に面白くなります。このサイトのコラムや日記では、そうした個人的な気づきも残していきます。
完璧な先生ではなく、遠回りした人として
英語太郎は、完璧な人が一方的に教える場所というより、遠回りした人間が「これは最初から知りたかった」と思ったことを整理して置いていく場所です。機械音声で覚えてしまった発音を聞き直したこと、単語は知っているのに会話で聞き取れなかったこと、短いフレーズが聞こえただけでうれしかったこと。そういう経験を、サイトの中身に反映していきたいと思っています。
英語を勉強する人が、少しでも自然な音に早く出会えるように。文字で覚えた言葉が、耳の中でもちゃんと英語として残るように。そんな気持ちで、音声練習、学習コラム、日記、書籍連動コンテンツを作っています。